短期留学プログラム(タイ研修)における社会貢献活動へのご支援・ご寄附に対する御礼

2026.04.30

経済学部短期留学プログラム(タイ研修)の一環として、今年もバンコク郊外に位置するワット・レーム・ファーパー学校を訪問いたしました。同校では、家庭環境や貧困などさまざまな要因により、衣類や日常品が十分でない環境で学校生活を送る15歳までの約600名の子供たちが学んでいます。

今回の学校訪問では、本学学生に加え、日本製乳株式会社様、JTB 仙台支店様、秋田ノーザンハピネス様、日本航空様、仙台育英高校様といった多くの企業・団体様にも支援の輪に加わっていただきました。

皆様のご協力により、段ボール普通サイズで30箱を超える支援物資を集めることができ、日本航空様の運搬支援を得て、無事にタイへ運び入れることができました。2月27日には学校を訪問し、これらの物資を子供たちに直接お渡しいたしました。

当日は、6年生の生徒30名と本学の学生が活発な交流を行いました。環境保護を目的としたマングローブの植林活動をはじめ、白玉団子作りや折り紙などの文化交流、綱引きやバレーボールなどのスポーツを通じて、互いに友情を深めました。

この交流活動を開始して3年が経過しました。当初は物資支援が主な目的でしたが、これをきっかけに日本に関心をもち、日本語の勉強を始める子供たち、そして学業に励む子供たちが出てきたとの報告を受けております。今年度には、この地域から初めて難関校へ進学する生徒が誕生し、先生方からも喜びの声があがりました。

このような交流のきっかけは、東北大学経済学研究科で博士号を取得し、現在タイの日系企業で働くタイ人女性の卒業生が、この学校との縁を結んでくださったことにあります。彼女は貧困の中で奨学金を得て大学に進学し、日本の文部科学省奨学生として日本で学ぶ機会を得た経緯があります。彼女の存在は、子供たちにとって優れたロールモデルとなっています。

「教育」は貧困からの脱却に欠かせない重要な要素です。各企業・団体にご協力いただいた活動が、さまざまな形で子供たちの未来に良い成果をもたらすことができました。ご寄附くださったすべての皆様に心より御礼申し上げます。

以下、成果発表会の様子。