東北大学東北大学会計大学院

会計リサーチコース

問題発見能力と問題解決能力を有する
会計専門家を養成するためのコース

目的

会計リサーチコースでは、自らの問題意識に対し、自立的に探求し、その結果を表現する能力を持った会計専門家を養成します。そのため、このコースでは2年間の学習成果の集大成である「リサーチペーパー」が必修となっています。さらに、将来に多様な領域でより高度な分析能力を発揮するための教育、社会人のスキルアップのための教育を実施します。

概要

東北大学会計大学院は高度会計職業人の養成を目的とする専門職大学院ですが、会計リサーチコースでは、従来の研究者養成タイプの大学院の優れた点を取り入れた教育を実施します。専門職大学院であることで、現役の公認会計士をはじめとする多くの実務家教員による実践的な教育を受けることができる一方、主に研究者教員が指導する演習科目を通じて、リサーチペーパー(修士論文に相当)作成のための指導を受けることができます。

会計リサーチコースでは、勤務等の事情がある場合には、最⻑4年間まで履修期間を延⻑することができます(その場合でも授業料は2年分となります)。また、審査を経て1年または1年半での修了が認められる場合もあります。

本コースを修了し会計に関するテーマでリサーチペーパーを作成した場合は税理士試験の会計学、法人税法に関するテーマでリサーチペーパーを作成した場合は税理士試験の税法科目の一部免除を求める申請を国税審議会に対してすることができます。

※ 本学に提出されたリサーチペーパーの題目一覧
※ 会計リサーチコースのご案内(別紙

修了要件

44単位以上の修得。

ただし、講義科目群事例研究科目から4単位以上、同群法と倫理領域倫理分野から2単位以上、リテラシー科目群から4単位以上、演習科目群の別に定めるプロジェクト調査科目から4単位以上及び同群の別に定めるプロジェクト研究科目から4単位以上を修得すること。

履修モデル

※この履修モデルは、2023年度の開講授業科目に基づいて作成しております。開講授業科目ならびに開講時限は毎年設定されます。