東北大学

東北大学 経済学研究科・経済学部 国際交流支援室 Division of International Education and Exchange
Graduate School of Economics and Management, Tohoku University

留学を希望する方へ
Study Abroad

派遣者の経験談

田中 健

田中 健
田中 健

留学先 シンガポール シンガポール国立大学 

日本という島国は、海外への渡航手段のほとんどが飛行機です。他方、私の交換留学先であったシンガポールは、マレー半島と橋で繋がっており、近隣海域には違う国の島があります。そこで私はシンガポールに滞在していた間、「陸路と海路で国境を越える」ことを目標に海外旅行をしました。実際時間はかかりますが、少ない費用で移動ができるので、場面に応じて、空路と使い分けて旅をしておりました。シンガポール島の近くにあるインドネシア領のビンタン島へ一時間弱かかるフェリーで行ったり、シンガポールからクアラルンプールへ夜行列車に乗ったり、夜行バスに揺られながらマラッカへ向かったり、と枚挙に暇がありません。ただし、旅にトラブルはつきものです。英領時代からの歴史を持つマレー鉄道に乗った記念を写真に収めたとした際、規制の多いシンガポールならではとも言えますが、シンガポール側の駅員に叱られ、写真を全て削除されてしまいました。マレーシア一人旅の開始早々出鼻を挫かれるアクシデントでした。それでも、バスで先に国境を渡ってから鉄道に乗るというより安価な手段を取らずに、あくまでも鉄道で国境を越えることに拘ったことはロマンに溢れており、鉄道橋を走る列車の車窓から覗いたジョホール海峡の眺めは感動でした。       

1年間の留学期間中で、「陸路と海路で国境を越える」という日本ではなかなかできない貴重な体験ができ、この経験は海外生活に彩りを添えてくれました。

深松 栞 

深松 栞
深松 栞

留学先 ドイツ パダボーン大学 

私はドイツのパダボーン大学に2014年の9月から11ヶ月ほど留学し、今回はヨーロッパ代表として課外活動、旅行についてお話ししました。      

まずは、課外活動について。留学生同士のみならず、趣味を通じて現地の団体に所属し交流を図ることは、私にとって大きな目的の1つでした。公式合唱団、マスターズスイミング、学生団体ASVに参加してきましたが、中でも留学当初から所属することができた公式合唱団では、かけがえのない経験と仲間を得ることができました。語学の壁を感じながらも入団テストに合格でき、1年間Uni-Sonoの一員として活動することが許されたのです。教会でのコンサート、ドイツ語のみの合宿、ミュージカルをテーマとしたサマーコンサートなど、貴重な時間を共に過ごすことで、メンバーとも仲良くなることができ、先日はドイツからコンサート記録のDVDが届きました。ここは生きたドイツ語を学ぶ場でもあり、自分自身を大きく成長させてくれた場です。音楽は世界共通。これを自ら体現できたのではないかと思います。      

もう1つのトピックは旅行。私にとって旅は人々と再会する機会でした。訪れた国はドイツ以外で10ヵ国、再会できた知り合いは15人以上です。その国の文化は自ら訪れることで初めて吸収する事ができると思っています。そのような貴重な機会に恵まれたことを嬉しく思うと共に、感謝の意を捧げます。      
    

岡村 啓次郎

岡村 啓次郎
岡村 啓次郎

留学先 スウェーデン ウプラサ大学 

私にとってスウェーデン、ウプサラ大学での留学は、生涯の目標を考えるきっかけをくれた時間であり、それを達成していくための通過点の一つでした。留学中、私には大学で受けたある授業をきっかけに、「世界中の全ての社会を環境および貧困者に優しい、平等な持続可能社会へと変えていく」という目標ができました。   それ以来、私は、その目標の達成に必要な能力・経験を身に着けるということを前提に時間を過ごしてきました。 その一環として私がした活動の一つが、「移民不労者の生活援助」でした。ウプサラは、現地の人々は人当たりがよく、居心地のよい街である一方で、不労移民者の方が多く、特にルーマニア人の方が小銭を求めて町のいたる所に座り込んでいるのが目立つ場所でした。私は、目標の達成の過程で、彼らのような、いわゆる社会的弱者の人々との関わりは外せないと考え、現地の援助団体にコンタクトをとり、半年間授業の前に働かせてくれるように頼みました。 移民者の中には、仕事も探さなくてはならない中、小さな子供の為に衣服や食べ物を準備しなくてはならないと苦悩する親や、彼らへの援助に対して心から感謝してくれる方々などがいました。中でも印象に残っていたのは、私よりも明らかに能力がありそうなのに、仕事がなかなか見つからず、母国でも仕事がないと嘆く方がいたことでした。彼らや援助団体の人との半年間を通じて、何が問題で、私はどのようにしてその問題を解決していかなくてはならないのかを深く考えさせられました。

留学が終了した今でも、私はその目標の達成に向けて、私なりに考えられる活動を続けています。まだ私の目標達成に向けた活動は始まったばかりですが、きっかけを与えてくれた交換留学に厚く感謝しております。

     

鎌田 修也

鎌田修也
鎌田修也

私は北京の中国人民大学に一年間交換留学に行っていました。当初は全く中国語が話せなかったのですが、ルームメイトや友達の助けもありなんとか生活することができました。また留学中、日中関係の悪化や空気汚染問題など様々な逆風もありましたがまったく問題なく生活していました。むしろ中華料理はおいしいし国内旅行するとおもしろいし留学終る頃には日本に帰りたくなくなるほど中国が好きになりました。
今後は中国での経験を生かし、日中間でできる仕事を探す予定です。また中国で多くの韓国人と交流したため韓国に留学も考えています。留学経験は自分に本当に大きな経験をもたらしてくれました。
これからも日中関係はどうなるかわかりませんが、ぜひ日中国交の架け橋になりたいという人は私の後に続いてくれたらなと思います。

川合 健太郎

川合健太郎
川合健太郎

私は台湾の首都、台北市にある東呉大学に留学しました。
 台北はとても生活しやすい街です。バスや鉄道等の交通網は発達していて、市内の移動だけでなく、市外へ行くのにも便利です。また、お手頃な値段で美味しい食べ物が食べられることも台北の大きな魅力です。
東呉大学では正規の授業のほかに、8人部屋での寮生活や台湾人学生による中国語授業、サッカー大会などを通じて国際交流をしました。様々な人との交流を通じて、異なる価値観に刺激を受けたり、自分に足りないことが明らかになったりと密度の濃い10ヶ月でした。
留学生活では楽しい事ばかりでなく、辛いことや悔しいこともたくさん経験しました。それらの経験は自分自身を見つめ直すきっかけになりましたし、困難や葛藤を乗り越える度に成長することができたと思います。この留学生活は今後の人生の糧として、留学生活を通じて知り合った友人は一生の財産として大切にしていきたいです。

泉 大輔

泉大輔
泉大輔

 僕の大学生活は学業だけではなく、予備校での先生のアルバイトやアメリカと台湾の短期留学、そして一番の思い出であり人生の転機とも言える大冒険のタイ留学を通して、たくさんのことを学び、多くの友達に恵まれ、自分でもとても成長できたと実感できる大学生活を終えることができました。
今日まで学んだこと、吸収したこと、支えてもらったことを礎に、今度は自分が日本社会に貢献、そして外国で助けていただいた恩返しを世界中の外国人の方にできるような人間になりたいと思っています。
日本に帰国して、ひとつ将来の目標を立てました。それは『ドラえもんになる』ということです。
タイや台湾、そして多くの国では、日本文化、日本人、とにかく日本が大好き!と言って習得が決して容易ではない日本語学習に励む外国人の方とたくさん出会いました。
日本がこんなにも世界中で愛されていることを知り、日本人はなんて幸せな国民なのだろうと思うと同時に、日本人であることを初めて誇りに思えました。
アジア各国を中心に老若男女問わず愛され、多くの外国人にとって日本語学習のきっかけにもなった日本を代表するアニメ『ドラえもん』のように、僕自身がアジアを始めとする世界と日本の架け橋になりたいと思っています。また、アジアから日本への片思いに終わらないよう、積極的に日本の方にもアジアの良さを発信できるようになりたいとも思っております。それが留学中にお世話になった方々への間接的な恩返しだと思っています。
言葉も通じない、知り合いもいない、未知の環境である異国の地で出会えた外国人と日本人の方々には本当に助けていだきました。多くの方々の応援を受けて、非常に有意義な留学を達成することができたと思います。すべて自分の力で外国へ飛び込むのはもちろん容易ではありませんでしたが、毎日がとても挑戦的でやりがいがあり、そんな選択をとったからこそ、なんとなく学生生活を送っていたら決してできなかったことをたくさん経験できました。アメリカ、タイそして台湾という国からたくさんのことを教えていただき、たくさんの学びがありました。決して楽しいことばかりではなく、辛いときも苦しいときもありましたが、現地の友達や日本の友達、国際交流支援室の方々にいつも温かく応援してもらえたことが何より励みになりました。本当に感謝しております。ありがとうございました。

田巻 裕矢

田巻裕矢
田巻裕矢

私は、ヘルシンキにあるアアルト大学に一年間留学していました。
アアルト大学は、三つの大学が統合された大学であり、私はその中のビジネススクールにて勉強していました。
ヘルシンキは、非常に治安のいい街であり、何をするにも便が非常に良いと思います。物価は少し高めですが、Uni Caféという学食だけはとにかく安いという感じです。また、高齢の方以外であれば、ほぼ例外なく英語が通じ、生活に困ることはまずありません。
学校では、選択肢が多い中から興味があるものを履修して、週3,4日学校に行くといった日常でした。その他に、学校が企画する様々なイベントに参加したり、旅行に行くことで一年間過ごしていました。
いろいろなバックグラウンドの友人に囲まれて過ごす毎日は、常に楽しく、本当にいい思い出です。またすぐにでも戻って楽しいひと時を過ごしたいと常々思います。そうした中で、様々なものを吸収することができました。特に、日本での常識が打ち破られることも多く、いい意味で人とは違った引きだしが増えたかなと感じます。留学生活に感謝、感謝です。